【感想/書評】文化心理学: 理論・各論・方法論(ちとせプレス)【レビュー】

2020年2月23日

こんにちは、星羅福つむぎです!

今回は、最近読んだ本の感想記事です。

★5つだと、3.5という感じですね。しかも電子書籍で買ったので、ちょっとお高めだったということもあります。

星羅福つむぎ
星羅福つむぎ
とにかく書いていくよ!
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そもそも本の良い悪いはかなり主観

たとえば。

学術的に深い内容が知りたくて買って、「あれ? 簡単なことしか書いてない」となったら★1つ。

逆に、すごい難しいことが知りたかった人は★5つをつける…レビューってそんなものだと思うんですよ。

また、内容的に良いことが書いてあったとしても(良いの定義もあやふやですが)、読者の知識がなければ読み解けず、評価が低かったりすることもあり。

要は、そのへんかなり複雑だと思うんです。

…まあ、当たり前といえば当たり前かもですけどw

というわけで、そういったことを鑑みてくれると助かるなーといった感じです。

文化心理学自体がおそらくわかりにくい

僕、このまえに社会心理学の本を一冊読んでたんです。

もっといえば、心理学とか認知心理学の本とかも読んでるんですけど。

で、そのあとでこの文化心理学を読んだんですけど、社会心理学との違いがそこまでわかりにくかったですね…。

1章で、「記号」という言葉についての意味が書かれてるんですけど、「この章は難しいので、難しかったらわかりやすい2章からも読んでみたくださいね」と書かれていて。

僕は「んなわけないやろー」と思ってたら、本当に難しくてw

もしこれから読もう、と思われた方は、難しいと感じた時点で2章にいくのもおすすめです。

で、話を戻すと。

「文化」自体の意味は、「人間が社会で行うふるまい」って意味らしい。これはウィキペディアで調べたんですけどw

んで、この文化心理学でいうところのふるまいは、これはあくまで僕の解釈なんですけど、

行為と心情のあいだにある、観念的なもの。いわばその中間。また、それが時代や社会や状況によって変わるさま。

…みたいなものではないかと。

もっとわかりやすくいうと、「社会よりも細部化されたもの」、もしくは「社会を個々に見ていく視点」、そんな感じかなぁと。

社会、って、たとえば、会社とか学校とかがあるじゃないですか。で、たとえば学校だと、不登校だったりゼミとかがありますよね。

文化心理学は、その細部を研究していく…そんな印象でしたね。

ちなみに、ウィキペディアだと、比較文化心理学と人類学から発生した、社会心理学の一種らしいです。

なんというか、「文化」を大きなものではなく、もっと小さな単位として扱う立場、それが文化心理学、という感じですね。

本に載るたとえが新しくてわかりやすい

驚いたのが、ボカロや初音ミクの記述があったことですねw

執筆者が若い方が多いらしく、全体的に例が身近だった感じもします。

ただ、容量のスペースか、●●だと思われる、みたいなのも多かった印象。

こう、なんだろうな、個々のエピソードもいいけど、もうちょっと教科書っぽいことが知りたかったというか。

なんていうんですかね、ひとつひとつの記事はおもしろかったんですけど、全体的に学術書っぽくないというか。ハウツー本感がありました。

そもそも、購入した理由のひとつに、目次のうまさがあって。

2章の、それぞれのタイトルが、わりと興味のあることだったんですよ。

主に、化粧とか、おこづかいとか、血液型とかだったんですけど。

それらはすごくおもしろかったです。だから、全体的にみて、買ってよかったとは思ってるし、後述しますけど、応用力のある思考のヒントにはなりました。

ただなぁ、なんだろうなぁ。それべつに社会学でもよくね? というか、文化心理学の長所というか、売りみたいなところが、主に1章だったと思うんですけど、それがよくわからなかったですね…。

それお前が読解力ないからだろって話でもあるんですけどw

ただ、2章の個々エピソードはおもしろかったですね。

3章の分析手法が意外と面白かった

これ、大学生向けの本っぽくて、で、3章の分析手法のとこなんてまさにそれだったので、そこはまあわからなくてもいっか、と読むまえから思ってたんですけど。

これはこれでおもしろかったです。

へー、心理学ってそういうふうにデータをとるのか、みたいな。たしか、べつの本でも少しは説明がされていた記憶はあるんですけど、それよりもかなり丁寧にページがさかれていました。

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誤字が少なくとも二箇所あった

おい!w電子書籍だからですかね。小説とかだとたまに見かけるんですけど、こういう本で誤字はないだろうとw

全然関係ないですけど、僕自身、誤字、かなり多いんですよね…。いや本当に関係ないw

いろいろとまとめ

これから文化心理学を学ぼう、という人は、1章がわかりにくいかなー、と正直思いました。

ただ、2章の個々エピソードは、初心者向けなんですよ。

だから、全体としては初心者向けとして想定されてると思うんですよね。

がしかし、3章は明らかに大学生向け。

なので、これから大学で文化心理学を勉強してみよう、もしくは勉強する…という人向けの本だな、と思いました。

目次を読んで、2章のエピソードが気になった人も買いだと思います。

もしくは、文化心理学ってなんだろう…という感じの人とか。

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